FAQ よくあるご質問

近頃、好きな言葉を刻んだ墓石をよく見かけます。刻む文字に決まりはないのですか?
仏式の場合、墓石は仏様として拝み供養される対象のため、本来ならその正面には題目や念仏、仏教の言葉を刻むものとされてきました。しかしそれも時代とともに変化し、最近では「夢」や「心」など、宗教にこだわらない言葉や文字を刻んだ墓碑もよくあります。好きな言葉を刻みたい場合は、まずは菩提寺の僧侶に相談してみるといいでしょう。
墓石には、どんな石を選べばいいのでしょうか?
「値段が高ければ品質がいい」というものでもありません。いい石の条件は、まず硬度が高いこと。そして水を吸いにくく、石そのものに傷やむらがなくきめが細かいことです。墓石の種類は300種類にも及ぶといわれています。見た目の美しさや値段の高さに惑わされず、「耐久性」を第一に考えるのがいいでしょう。
すぐにお墓を建てられない場合は、どうすればいいですか?
事情によってすぐにお墓が建てられない場合、まずは納骨だけを済ませて墓標(墓の印として建てる柱や石など)や卒婆塔を建て、その後墓石を建てるという方法があります。そのほか、ローンを組むという方法もあります。全優石の認定店である木下石材は墓石ローンを扱っていますので、突然のときでも安心です。
「黒石でお墓を建てるのはよくない」と聞きましたが、実際はどうなのでしょうか?
仏教で基本となる色は、赤・青・黄・白・黒の5色です。このどれか一つでも欠けると、極楽浄土には行けないと阿弥陀経にも書かれています。従って「黒はいけない」という根拠はまったくありません。
一般的には関西は白系統、関東以北は黒系統の石をよく使います。その理由は単純に、関東以北では黒系統の石が産出されたけれど、関西では産出されなかったというものです。色のタブーはまったくないため、お好きな色を選ぶのがいいと思います。
お墓はいつ建てるのがいいのでしょうか?
お墓を立てるタイミングに特別な決まりはありません。大切なのは供養の心です。「思い立ったが吉日」という考えでいいと思います。一般的には、新盆・お彼岸・四十九日・百日・月忌・一周忌・三回忌などの法要を営むときに納骨されることが多く、お墓もその時期に建てられる場合が多いようです。最近では生前に建てる方も増えています。
お墓を建て替えたいのですが、古いお墓はどうするのでしょうか?
お墓を新しく建て替えるときは、石材店に頼んで使わなくなった古いお墓を処分してもらいましょう。たいていの場合、お寺のご住職に「魂抜き(閉眼供養)」の法要を営んでもらったあと、解体工事に取り掛かります。一部の宗派ではそうした法要を行わないこともあります。また地域の伝統や慣習によってもそうした流れが異なってくるため、まずは地元の石材店やご住職に相談されるといいでしょう。
寿陵墓(生前墓)は縁起が悪いのでしょうか?
「生きているうちにお墓を建てると早死にする」「悪いことが起きる」と言う人がいますが、それは迷信に過ぎません。仏教の教えでは「逆修」といって、たいへん功徳の高い善行として説かれています。お釈迦様もお経の中で、「生前に死後の仏事を修めておくと、その幸せは無量で計り知れない」と説いておられます。
中国では長寿を願うめでたい墓として、秦の始皇帝はじめ歴代の皇帝が寿陵を建てています。日本でも、聖徳太子がつくられています。従って、「生前墓がいけない」という根拠はないといえるでしょう。

CONTACT
お問い合わせ

お墓についてのご相談・お問い合わせをご希望の方は、
以下のフォームよりお気軽にご連絡ください。